奥村組
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2026/10/30

「令和8年度 資源循環技術・システム表彰」において、奨励賞およびコラボレーション賞を受賞

 株式会社奥村組(所在地:大阪市阿倍野区、代表取締役社長:奥村太加典、以下「当社」)と株式会社アラヤ(所在地:東京都千代田区、代表取締役:金井良太、以下「アラヤ」)が共同開発した「災害廃棄物処理機械の選定・配置システム」が、一般社団法人産業環境管理協会主催の「令和8年度 資源循環技術・システム表彰(第52回)」において、奨励賞およびコラボレーション賞を受賞しました。
 今回の受賞は、AIを活用して災害廃棄物処理計画の高度化と迅速化を図る先進性と実用性に加え、当社とアラヤが双方の知見や技術を融合し、共同でシステムを開発した点が高く評価されたものです。
 当社は今後も、災害廃棄物処理に資する技術開発を進め、被災地の早期復旧・復興と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


授賞式の様子


■「資源循環技術・システム表彰」について
 「資源循環技術・システム表彰」は、一般社団法人産業環境管理協会が実施している、資源の有効利用や環境負荷の低減に寄与する先進的な技術・製品開発、社会システム、ビジネスモデルなどを表彰する制度です。優れた取り組みの普及を通じて、持続可能な循環型社会の形成に貢献することを目的としています。
<詳細は一般社団法人産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センターHPへ>
https://www.cjc.or.jp/commend/tech-sys.html

■受賞対象技術「災害廃棄物処理機械の選定・配置システム」について 
 本システムは、災害廃棄物の種類や発生量、仮置場の条件などを入力することで、処理に係る期間・処理費用・CO₂排出量の3つの指標を総合的に評価し、複数の処理計画案を提示するものです。利用者は、復旧スピード、コスト、環境負荷などの観点から、それぞれの目的に応じた処理計画を比較・検討できます。
 仮置場における保管、破砕、選別、搬送などの処理工程をモデル化するとともに、約100機種の処理機械データベースと多目的遺伝的アルゴリズム(生物の進化の仕組みを応用し、複数の評価指標から有力な組み合わせを探索する計算手法)を組み合わせることで、複雑な条件下でも最適な処理フローを自動探索します。さらに、敷地形状、搬送動線、安全距離などを考慮した機械配置の最適化にも対応しています。


災害廃棄物の流れと本システムの適用範囲


 東日本大震災における仮置場の実績データを用いた検証では、実績に対し、処理期間の約12%短縮と処理費用の約19%削減を確認しました。また、再資源化量の増加、最終処分量の削減に加え、場内運搬距離の短縮による省エネルギー化やCO₂排出量の低減も期待されます。
<災害廃棄物処理機械の選定・配置システムの開発-遺伝的アルゴリズムによる多目的最適化->
https://www.okumuragumi.co.jp/technology/tri/annual_report/2025/pdf/K51-7.pdf

【本件に関するお問い合わせ先】
 株式会社奥村組
 技術本部 技術研究所 企画管理グループ
 TEL:029-865-1521
 FAX:029-865-1522
 E-mail:giken@okumuragumi.jp
 
【開発担当】
 株式会社奥村組
 技術本部 環境ソリューション部 環境企画課
 羽渕 博臣(はぶち ひろおみ)

一般社団法人 日本建設業連合会
ENAA 一般財団法人エンジニアリング協会
公益社団法人 土木学会
一般社団法人日本建築学会
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