ニュースリリース
相模原市と共同で、音声AIを活用した生物多様性モニタリングの実証実験を開始
株式会社奥村組(本社:大阪市阿倍野区、社長:奥村太加典)と神奈川県相模原市(市長:本村賢太郎、以下「相模原市」)は、音声AIを活用した生物多様性モニタリングの実証実験を共同で開始しました。
本実証実験を通じて、ネイチャーポジティブの実現および地域環境の持続可能性向上への貢献を目指します。
【背景】
環境省は、令和5年に公表した「生物多様性国家戦略2023-2030」において、生物多様性の損失の流れを止め、回復に転じる「ネイチャーポジティブ(自然再興)」を2030年までに実現することを目標に掲げています。この目標の達成には、生物多様性の状態や変化を定量的に把握するための基礎データとして、各地域における生物の生息状況を調査・モニタリングすることが不可欠です。一方で、人手による調査には、労力やコストの観点から継続性に課題があります。これらの課題を踏まえ、より効率的なデータ収集を可能とするため、音声AIを用いた調査手法の実証実験を行います。
なお、本実証実験は、奥村組と相模原市が2024年8月に締結した包括連携協定(※)に基づき実施するものです。
※2024年9月11日リリース:https://www.okumuragumi.co.jp/topics/2024/post-24.html
【実証実験の概要】
本実証実験では、生物の生息状況を調査するため、相模原市の木もれびの森内の複数箇所に設置した音声AI装置を用いて、鳥類を中心に哺乳類・両生類・昆虫などの生物の音声を収集します。
本装置は太陽光発電の機能を備えており、24時間365日の連続的なデータ収集が可能です。人手によるモニタリング調査や環境DNA調査(※)など、従来の調査手法との比較を通じて、音声AIを活用した生物多様性モニタリングの適用可能性について検証します。さらに、一般の方々に生物多様性の価値を伝えることを目的として、生物の生息状況や変化が直感的に伝わるよう、本実証実験で得られたデータをグラフや図、映像等で可視化する方法について検討します。
※水や土壌などの環境中に含まれる遺伝子情報(環境DNA)を分析して、生息する生物を特定する手法
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社奥村組
技術本部 技術研究所 企画管理グループ
TEL:029-865-1521
FAX:029-865-1522
E-mail:giken@okumuragumi.jp
【開発担当】
株式会社奥村組
技術本部 環境ソリューション部 環境技術課
長 千佳(ちょう ちか)







