女性活躍推進への取り組み
2016.06.01
「ならら小町」が活動を開始しました
2016年6月1日から、西日本支社新奈良医療センターJV工事所において、設備施工管理担当の若手職員をチームリーダーとして、建築施工管理担当者、施工図担当者、工務担当者、事務担当者、協力会社の女性で構成された「けんせつ小町工事チーム」が活動を開始しています。
2017年5月からは、チームリーダーがICTシステム設備工事の工事所長として、チームメンバーを率いて工事に取り組むと共に、女性のみならず全ての作業に携わる人々にとって働きやすい職場環境を整え、地域の方々や子どもたちに建設業の魅力を発信しています。
- 「女性事務職員現場見学会」を開催 〜女性が働き続けられる職場づくりを目指して〜
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日頃は現場へ行く機会の少ない内勤部署の女性事務職員を対象とした現場見学会を開催しました。昨年度の土木現場での実施に引き続き、今年度は病院・療養所等を新設する、建築現場で実施しました。
当現場は、最盛期には作業員が1,000人を超える大規模な工事を行っており、女性技術職員、女性事務職員、また協力業者の女性作業員と、女性も多く働いています。参加者には、多くの人の力を結集して進める現場の仕事の凄さ、素晴らしさを実感してもらうとともに、その中での女性の活躍を紹介しました。
参加者からは、「建設現場で女性が働くのは難しいと思っていたが、電子錠の付いた女性専用の更衣室・トイレが設置されている等、設備面も充実しており、どんどん女性も働きやすい環境になっている」等の感想が多くありました。
これからも、労働環境の整備を進め、女性が働き続けられるような職場づくりを推進します。
- 「現場見学会」を開催 〜未来の「けんせつ小町」に向けて!〜
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「ならら小町」の活躍を未来の「けんせつ小町」達に見てもらうため、女子小・中学生を主な対象とする「日建連けんせつ小町活躍現場見学会」を開催しました。
14家族36名(保護者15名、子供21名)の参加があり、免震装置や手術室などの見学、免震体験車での地震・免震体験、検電器を使った通電確認ゲーム、高所作業車の昇降体験などを通じ、建設という仕事の一部を体感してもらいました。
子供たちからは「どうして『けんせつ小町』になろうと思ったの?」等の数多くの質問が投げかけられ、メンバー達は、「モノづくりがしたくて」、「大きな建物の建設に携わりたくて」と、一つ一つの質問に丁寧に回答していました。
また、保護者の方からは「建設現場に多数の女性が働いていることに驚いた」との感想もいただきました。