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![建築[九州]](/recruit/onsite/images/shinminamata/ti_shinminamata.gif) |
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水俣市は熊本県の最南端に位置し、鶴の飛来地で有名な鹿児島県出水市と隣接しています。年間平均気温16.8℃、平均降水量1,771mm、温暖多雨の海洋性気候で、甘夏・デコポンなどの柑橘類が特産品となっています。現場としては多雨だけは遠慮したいところですが・・・。
観光面では不知火海に面した湯の児温泉、山沿いの湯の鶴温泉が有名な同市は、「環境モデル都市」の実現を目指して平成11年2月にISO14001の認証を取得し運用しています。
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新水俣(仮称)駅舎の屋根面および屋根中央から北面に張り出したアルミ亜鉛メッキ板製のサイドパネルは、不知火海のさざ波が陽を受けてきらめくイメージを表しています。形状は要所に、X、Y、Z座標が与えられており、サイドパネル製作に使用する施工図は300枚にも上ります。
駅舎建築工事は平成14年10月から着手していますが、ホーム、軌道上に天井があるため、他駅の施工と比較しても、天井用足場資材の使用量は半端ではありません。

現場はJR九州鹿児島本線沿いのため、列車見張り員、重機誘導員などを配備し、列車接近時には作業を中止しています。ハンドスピーカーで「列車通過5分前」
「列車通過3分前」 「列車通過1分前、作業中止」と呼び掛けていますが、最近、この行動を近所の子供たちがまねをするようになりました。特に飛散物のないよう、全員で注意を払っています。
3月2日には、八代、西鹿児島間のレール締結式が行われました。現在、駅舎内に各種電力線を通すべく、軌道上のガーダー足場を解体中ですが、これからホーム上の仕上げやコンコース回りの仕上げに取り掛かります。
平成16年春の八代、西鹿児島間の部分開通を控え、駅舎工事は最盛期に入っていますが、全員で品質、工期、安全を第一に頑張っています。
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工
事 名 |
九幹鹿、新水俣駅舎St本屋他(白石、光進建設とのJV) |
発 注 |
日本鉄道建設公団九州新幹線建設局 |
工 期 |
2002年2月13日〜2003年7月12日 |
工事内容 |
駅舎
SRC造(土木躯体) S造上屋・高架下コンコース他内外装一式延4,868.1m2/信通機器室
RC造 2F 延1,389m2 |
設 計 |
日本鉄道建設公団九州新幹線建設局 |
場 所 |
熊本県水俣市初野 |
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