構造設計

災害に強い建物をつくろうと
構造設計の道へ
やりたいことで
成長できるのが奥村組

西日本支社
建築設計部
構造2課

H.K.

2010年入社
工学部 建設学科 卒

H.K.

CAREER PATH

  1. 2010年

    西日本支社
    建築第2部
    神戸下山手工事所

  2. 2011年

    西日本支社
    建築設計部
    構造2課

※所属部署はインタビュー取材当時のものです。

Q1 - Reason for choosing

奥村組を選んだ理由

「災害に強い建物をつくりたい」
強い希望を持って進路を選択

幼い頃からモノづくりが好きで、そのころから建築物に興味を持っていました。高校時代に地元の高知県に甚大な被害をもたらした南海地震について学ぶ機会があり、「災害に強い建物づくりに携わりたい」と思い、建築の分野でも構造設計を学びたいという明確な意志を持って大学へ進学しました。専門分野で構造を選択し、鋼構造に関する研究室に所属して、大学時代は徹底して構造設計を学びました。
就職活動でもやりたいことが明確だったため、会社説明会や採用面接を通じて、「早く一人前になって構造設計の全体を自分の力でやり切りたい」という希望を叶えられる会社を探していました。同じゼネコンでも建物の一部の設計しか任せてもらえなかったり、若いうちから活躍できる雰囲気が感じられない会社もありましたが、奥村組は「一つの建築物の全体の構造設計を担当できる」、「やる気があれば若手にどんどん仕事を任せていく社風」、そして「任せきりではなく、OJT制度によるバックアップ体制が整っている」と知り、この環境で成長したいという気持ちを採用面接で素直に伝えました。風通しが良く、若手・ベテランを問わず自由に意見を言える社風は入社前のイメージ通りでした。

H.K.

Q2 - Work and rewarding

現在の仕事とやりがい

構造設計から工事監理まで一貫してできる醍醐味

構造設計の仕事は、主に建築物の構造設計と工事監理を行います。設計業務は、基本設計と実施設計の大きく二つのフェーズに分けられますが、前者では工事金額を大まかに把握するための概略的な設計をし、後者では建物を実際に施工するための設計図を作成する詳細な設計を行います。加えて、実施設計の期間中に、確認申請業務の一環として構造計算書を作成します。他社では設計部門と工事監理部門が分かれていることが多いですが、当社は構造設計から工事監理まで同じ担当者が一貫して行います。
入社2年目には、一つの物件を任されました。基礎は大学で学んでいたのである程度のイメージはできていたつもりでしたが、実際にはわからないことも多く、先輩から細かく指導されながらなんとか仕事を進めていくことができました。工事監理では現場と密にやりとりをすることで、自身の設計が完成する様子を実際に確認することができます。その後も新しい案件を担当し、多くの指導を受けながら経験を積み重ねています。実践を通じて成長できる教育体制があり、やりがいのある業務ができているので、非常に恵まれた環境だと思います。

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H.K.

Q3 - What I learned

現場や失敗で学んだこと

TEAM奥村組で協働し「より良い建物を作る」

設計、工事監理も構造設計者一人で行うのではなく、意匠・設備設計者、施工管理部門や積算部門など多くの関係部署と協働します。「構造設計でコストコントロールしてみるよ」、「張り出した意匠設計にするなら、大きな部材で下から支えるより釣り部材を使って、振動対策をすれば見映えも良くなるよ」など、より良い建築物を作るという目的に向かって、直面する課題に対し部署を越えて一致団結して解決していきます。私はその過程自体にも仕事のやりがいを感じており、当社の魅力の一つであると思っています。
建築物を計画・設計・施工するうえで絶対的な正解はなく、無数にある選択肢から最適な方法を導き出すことがこの仕事の難しさです。より良い建築物を設計するためには、まずはお客様の要求事項をよく把握すること、関係部署の意見を聞きながら、視野を広げてそのプロジェクトを俯瞰することが大切であることを学びました。自分が設計した建築物が実際に竣工した姿を見た時やお客さんにその建築物を気に入っていただいた時の達成感はひとしおです。

H.K.

Q4 - Discovery of the destination

目指す先に、何が見えるか。

より難しい案件に果敢に挑み、
責任者の立場で活躍したい

私は入社3年目から約2年間、九州のサッカースタジアムの設計を手掛けました。元々サッカーが好きな私は、社内で課長の方々がその案件について話しているのを聞き、さりげなく話題に入り、幸運にもその案件の担当をさせてもらうことになりました。構造設計者にとってサッカースタジアムのように構造が外側から見えるような建築物は、担当したことを自慢したくなる案件の一つです。奥村組ではどんな建物にも携われる機会があるため、本当に多彩な経験が積めます。
入社5年目に学会に参加した際に、他社の同世代の若手建築士が集う研修の中で私の担当している物件数や業務内容に皆驚いていました。奥村組は任される裁量が大きく、成長スピードも早いと感じました。
今後も数多くの建築物の構造設計に責任者という立場で携わり、多くの方々が利用する公共性の高い建築物や、これまで経験したことのない免震や制振の建築物など、難しい案件に挑戦していくのが目標です。他部署の仲間と協働し、知恵を絞りながら同じ目的に向かって取り組んでいけるのが奥村組の醍醐味です。この環境の中でより自分自身を成長させていきたいと思います。

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