設備設計

設備設計は少数精鋭で若手から活躍
一級建築士の次は
設備設計の最高峰資格に挑戦

西日本支社
建築設計部
設備課

S.T.

2016年入社
工学部 建築学科 卒

S.T.

CAREER PATH

  1. 2016年

    入社
    西日本支社
    建築設計部
    設備課

※所属部署はインタビュー取材当時のものです。

Q1 - Reason for choosing

奥村組を選んだ理由

「人を大切にする会社」を感じた奥村組

大学では建築音響の研究室に所属していましたが、音響だけでなく、建築物を快適に使うための環境や設備全般に興味を抱くようになりました。就職先には建築設備メーカーと電気工事会社の設計職を考えていましたが、たまたま奥村組が学内で説明会を行うことを知り、なんとなく参加してみました。奥村組が音響の研究をしていることは以前から知っていましたが、正直そこまで興味がある会社ではありませんでした。ところが、参加してみると、説明が丁寧だったこと、働く環境についての質問に対して無理に良く見せようとせず正直に伝えてくれたこと、就職活動について親身に相談に乗ってくれたことなどがとても印象に残りました。そして何より社員の人柄に惹かれて選考に進むことを決めました。面接中も話しやすく気さくな雰囲気で、「人を大切にする会社」を実感でき、「奥村組なら恵まれた環境の中で成長しながら働くことができる」とイメージできたことが入社を決めた大きな要素です。

S.T.

Q2 - Work and rewarding

現在の仕事とやりがい

建築物に不可欠な機能を設計する影の立役者

建築設計部では建築物の新築、増築、改修などの計画・設計を行います。その中で設備課は給排水・空調・電気などの設備関係の設計を行います。私が担当しているのは主に機械設備と称される、給排水設備や空調設備で、打ち合わせを重ねながらお客様が要望する建築物の機能を設計図にしていきます。当然、適法で安全な建築でなければなりませんので、水道局や消防局等の官公庁、機器メーカーとの入念な打ち合わせは欠かせません。照明など電気の配線や制御システム、空調の配管などは完成後には隠れてしまう部分ですが、それらがなければ人々が快適に使える建築物は完成しません。そういう意味で、私は設備設計を影の立役者だと思っています。よく言われる話ですが、建築物を人間の体に例えると、人間の骨格や皮膚をつくるのが意匠設計や構造設計とするならば、心臓や血管をつくって人間に命を吹き込むのは設備設計の仕事です。意匠を活かし、構造に影響しない設備設計を行うためにそれぞれが協働しながら計画・設計を進めています。また、現場を担当する施工管理職には設計の意図を伝え、現場で何か問題が起これば一緒に検討しながら解決策を考えます。設計と施工が一つの会社で行えるという強みを活かし、協力していけるのも大きな魅力です。

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S.T.

Q3 - What I learned

現場や失敗で学んだこと

若くても専門職として頼られる存在

計画から設計、施工、竣工まで一つの建築物をつくりあげる過程には驚くほど多くの人が関わっています。さまざまな考えを持つ人がいる中で、意見をまとめるのは大変なことですが、だからこそ「これくらい伝えなくても」と思う些細なことでも、関係者とは密に連絡を取り合い、確認することを意識しています。また、設計者として、自分よりも年上で経験が豊富な方とも対等な立場で議論をしなければなりませんし、判断を求められることも多々あります。自分の専門分野に自信を持って話ができる知識やコミュニケーション能力がとても重要になります。
建築物には全く同じものはなく、物件ごとに必ず新たな問題や悩みに直面します。施工管理職から「設計図通りに施工しようとしたら配管が入らないよ」と言われ修正をしたり、「これは法令上認められない設計ですよ」と指摘をして、「それをなんとかしてきてよ」と意匠設計に相談されたりと、困難な場面もありますが、様々な方からの協力を得て、無事完成した建築物を見ると、「頑張って良かった」と達成感が込み上げてきますね。

S.T.

Q4 - Discovery of the destination

目指す先に、何が見えるか。

最高峰資格の取得を目指し名実ともに優れた設計者に

昨今、地球温暖化対策として建築物の省エネルギー化が求められており、日々新たな技術が開発されています。それらの最新の情報や知識を習得し、業務に活かすことも非常に面白いです。また、お客様に最高の建築物をお渡しするために屋根裏の配管の汚れまでチェックし、細かい部分でも気を抜かないようにしています。細かい部分にも注意することで建築物を見る目が鍛えられ、今後の成長に繋がっていくと思います。
私は入社3年目で一級建築士の資格を取得しましたが、次は設備設計の最高峰資格である設備設計一級建築士の取得を目指し、日々の業務の中で研鑽しています。業務の経験を積むとともに資格を取得し、名実ともに優れた設計者となることが目標です。将来、大きなプロジェクトを任せてもらえるように今は目の前の仕事にしっかりと向き合っていきたいです。

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