TBM工法が1964年に日本に導入された初期段階から、先駆的な取り組みを行ってきました。
当時国内最大掘削径である直径4.8mのTBMを神奈川県厚木市の酒匂川導水路トンネルに導入。
日進47.9mの掘進記録を打ち立てました。
奥村組が最初に導入したTBM(当時国内最大掘削径:φ4.8m)
既設トンネル改修用のTBMを開発し、熊本県の新五木川発電所導水路トンネル工事に導入。
月進517.9mの掘進記録を打ち立てました。
既設トンネル改修用TBM(ずり前方搬出方式、φ4.3m)
TBM用ロックライナーを開発。和歌山県の新高津尾発電所導水路トンネル工事において月進588.8mの掘進記録を打ち立てました。
φ5.0m改良オープン型TBM
ロックライナー組立状況
ロックライナーを支保として施工中の坑内状況
第二東名高速道路の中でも最長のトンネルとなる静岡県の金谷トンネル工事(延長:4337m)において、先進導坑をTBM工法で掘削する機会に恵まれました。この工事では、脆弱地質区間が点在しましたが、連続ベルトコンベヤやTBM用ロックライナーの技術を駆使して急速施工を実現しました。
連続ベルトコンベア
ロックライナーを支保として掘削中のTBM
φ5.0mシールド型TBM