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入社を決めた一番の理由は「人を大切にする会社」であると感じたからです。この言葉は採用担当の方から何度か聞いていましたが、実際に選考を受けてみてそれを強く感じました。 私は学部卒として入社しましたが、奥村組に就職を決めるまでは大学院に進むつもりでした。私が大学生の時に就職活動を行っていたのは、大学院に進んでからの就職活動の準備として、業界の仕組み等を知ることが第一目的でした。その中で興味を持った企業の選考を受け、奥村組に内定を頂きました。その際も、その場ですぐに返事が出来ませんでしたが、「自分の将来だから良く考えて決めてください」と言って頂いたり、若手社員の方との面談の場を設けたりして頂きました。そのような対応から「人を大切にする会社」だと感じ、ここで奥村組の内定を断り大学院に進んでも、また大学院生として奥村組の選考を受けるだろうと思い、奥村組への就職を決めました。
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私は設計部の構造担当として業務を行っています。業務の内容としては、新築の建物の構造設計だけではなく、既存建物の耐震診断・補強設計や社内の技術支援も行っており、研究開発にも関わっています。ゼネコンの中の構造の専門家として、ただ設計するのだけが業務ではなく、他社の設計事務所が設計した物件の施工を当社が請け負った工事での構造に関する対応や、より安全で合理的な設計が出来るように新しい技術を開発することも重要な業務です。
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同じように思える建物の設計でも、敷地や建物の規模や用途、地盤等の条件の違いなどにより、建物それぞれが違う設計内容です。そのすべてに個別の難題があり、中には規準や計算方法が明確に定められていない場合もあります。そういう場合は、学会の規準等を参考にしながら自分で考えたり、新築建物の構造設計では扱わないような他業種の資料を参考にしたりする必要があります。そのようにして、荷重の伝達など自分で良く考えながら、幅広い知識を身につけられることが今の業務の面白さです。
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「構造設計」という言葉は、狭い意味では新築の構造設計のことのみを表すかもしれませんが、広い意味では、新築の構造設計だけではなく、耐震診断・補強設計や構造に関する技術開発など、構造に関係する様々な業務すべてを表すと私は考えます。ゼネコンで働いていると、この広い意味での構造設計、先に挙げた様々な業務に携われる可能性があります。また、ゼネコンは総合建設業と訳されるように、社内には設計だけではなく、建設に関係する様々な分野のスペシャリストがいます。 私は、これからも様々な業務に携わり、会社の仲間からもいろいろな知
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就職活動をする前に考えていたやりたい仕事も、就職活動によって様々な企業や仕事内容を知ることで日々変化していくかもしれません。就職した後に後悔することがないように、企業研究をしっかり行い、自分がどのような会社でどのような仕事をしたいのかを良く考えて就職活動を行うことが大切だと思います。
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私は構造設計の仕事をするということは決めていたのでゼネコンと設計事務所に絞って就職活動をしていました。奥村組では設計採用でも施工管理を経験する機会があると聞き、私自身も現場経験ができることに魅力を感じていたので奥村組にエントリーしました。説明会等では社員の方々が奥村組で働くということの楽しさ、厳しさを全て隠さず話してくれて、入社後のイメージが非常に想像しやすかったことが好印象となりました。最終的には自分の直感に頼って奥村組へ入社を決意しました。入社後は入社前のイメージとのギャップも特になく、非常に働きやすい環境であると思っています。
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建築設計部は意匠・構造・設備の分野に大きく分かれていて、私は構造設計を担当しています。業務は企画設計・実施設計・監理などがあります。構造計算書を作成することだけでなく、時には図面を描き、時には営業支援として見積用の資料も作る。監理は現場との打ち合わせや各種検査立会いなど、業務は多種多様です。一人で複数の物件を抱えることも多々ありますが、上司と相談する機会や、課内の打ち合わせ等が頻繁に行われ、スケジュール調整やサポートが整っているので良い環境で働けていると感じます。
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ゼネコンが携わる建築は2つとして同じ物はないため設計段階においても何かと問題に直面しますが、単なる機械的な作業を淡々とこなすような仕事と比べるとやりがいはとても感じます。しかし、私は設計者としてのやりがいや、面白さといったものの本当の醍醐味は、自分が設計に携わった建物が実際に現場で建っていく過程や、完成したものを自分の目で見たときに感じることだと思います。設計部の環境は殺伐とした雰囲気などは全くなく、周りの人たちと相談しあいながらできる雰囲気なので、それなりに楽しく業務が行えていると感じます。
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現場研修時に共に働いた現場社員の人たちや同期の仲間が管理する他の現場を、主の設計者として携わりたいです。建物が完成するまでの過程には設計者として現場サイドとの意見の対立も少なからずあると思いますが、お互いを知る間柄だからこそ、密なコミュニケーションが図れるいいチャンスであると思います。そのようにして現場の仲間達と共に良い建築を造り上げようと切磋琢磨できる環境が、ゼネコン設計部としての利点であると思っています。
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就職活動というものは自分の甘さ、未熟さを見つめ直す、いい機会だと思います。辛い時期も経験すると思いますが、絶対に諦めないことが大切だと思います。それを乗り越えたときには、自分が人として成長していることを必ず実感するはずです。 悔いが残らないよう就職活動を全力で頑張ってください。
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一言でいうと、「人の良さ」が入社を決めた第一の理由です。就職活動がうまく軌道に乗らず、苦悩していた時期が長かったのですが、奥村組の会社説明会に参加し、人事課や職場の方々とお話し出来る機会を通じて、「人の良さ」がにじみ出た会社であると感じ、安心感を得たことを覚えています。そして、入社した現在も、周囲の働く「人の良さ」を感じながら日々仕事ができています。実は、私が就職活動を行っていた年は、東日本大震災が発生した年でした。ちょうど奥村組の採用面接の日、支社で面接の順番を待っているときに地震が発生しました。その後の面接で、面接会場であった支社が免震建物であることが話題となり、面接官と免震技術に関して熱い議論をしたことを覚えています。このとき、奥村組に運命的なものを感じたというのも、奥村組に入社した大きな理由の一つです。
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現在、主に改修工事の構造設計業務・監理業務に従事しています。改修工事は、新築工事と比べると規模が小さく工期も短い為に、容易な工事だというイメージを持たれがちですが、既存の建物を生かしながら(場合によっては建物として使用しながら)工事をしなければならない、といった制約があること、実際の躯体や設備配管などが既存図面と異なる可能性があることなどから、必要な補強計画を行っていく上での納まりの検証、現場での監理における設計修正対応など、新築ではあまり行わないような業務が数多くあり、一筋縄ではいかない大変さがあります。こういった業務に日々苦慮していますが、なかなか経験できない業務を経験させてもらい、忙しくも充実した日々を送っております。
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この仕事のやりがいは、「建築物」という巨大な「もの」をつくることが出来る感動にあると思います。そもそも建設業は、他業種とは比べものにならないような巨大な「ものづくり」ができる業種であり、それと同時に、人々の暮らしの場所を生み出す使命を任されていると私は考えています。地震大国である日本において、特に構造設計者は、時に沢山の人の命を危険にさらしてしまう可能性を秘めた非常に責任のある仕事を任されています。責任感に押しつぶされそうになるときが度々ありますが、その分竣工したときの達成感・喜びは何事にも変えられない大きなものであると確信しています。いわば、「ものづくり」の究極であると思います。
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大小問わず、たくさんの物件を設計し、世に残して行くことが私の目標です。かつては「超高層建物を設計したい」「大規模物件を設計したい」といった夢に固執していました。もちろん今でもそのような夢を捨てた訳ではありませんが、過去担当してきた設計案件を通じ、小さい物件でも考えるべき事・苦労する事は沢山あり、建物規模とは関係なく建物ができていく感動を感じることができることを知りました。これからは自分の任された物件には、建物規模に左右されずに真摯に向き合い、自分もお客様も安心・満足できるような優良な物件を世に残して行くこ
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とにかく、自分の大きな野望を掲げて就職活動に取り組むことが大事であると思います。エントリーシートを書くときなど、自分をよく見せる事に必死になりすぎてしまう人が多く、実際に自分もその一人でした。そして、自分を飾りすぎてしまったあまりに、面接で見透かされ、うまく発言できずに不完全燃焼のまま不採用となることが度々ありました。実際に仕事をして分かったのは、飾らずとも自分のやりたいことや負けないことが明確な人が好まれるということです。まずは自分を見つめ直し、自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかを考え、探し出すことが最も重要です。そして、その思いを飾らずに面接でぶつけてみてください。その思いが面接官に伝われば、そこが自分に適した会社であると思いますし、きっと採用してもらえます。とはいえ、過度にギラギラしすぎてしまうと、相手に悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、程々にしましょう。最後まであきらめず、自分が入りたい会社をさがしてやる、くらいの気持ちで就職活動を乗り切りましょう!
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