リニューアル事例

歴史的建物

 
   
建物の歴史的・文化的な価値が次の時代に受継がれるように、老朽化部分の修理による復元や耐震性などを確保し、建物の個性と魅力を活かした保存に取り組みます。
   
 
 
     

通天閣 (内装改修、設備改修)

2012年7月の通天閣百周年にむけたリニューアル工事を行いました。一期工事として1階と3階の内装リニューアル及び設備改修を実施しました。3階には展示室、ミニシアター、カフェなどからなるミニミュージアムを設けています。

 




  通天閣外観    
 
       
   



 
初代通天閣とルナパークのジオラマ展示
     
展示室(ドーム)

旧善通寺偕行社 (保存修理、耐震補強)

重要文化財である旧善通寺偕行社の建物は、改修前、善通寺市の郷土館として利用されていましたが、文化的・歴史的価値を保存し、市のシンボルとして今後100年の活用を図るために、耐震補強を含めた大幅な保存改修工事を実施しました。
本建物の整備検討委員会によって考案された耐震補強工法の性能を実験で確認し、大地震の揺れにも倒壊を防ぐよう耐力を向上させました。

  外観(改修工事前)   1階平面図
       
  実大の補強試験体による耐力と変形能力の実験   補強前の室内状況

 

志賀直哉旧居 (内外装改修、設備改修)

志賀直哉が昭和4年から昭和13年迄(暗夜行路後篇執筆時期)に住んでいた建物を全面改修しました。この建物は観光見学施設となっていたため、一般見学者を受け入れながら工事を進めました。
*学校法人奈良学園所有

   
  表門    
         
1階サンルーム

2階客間
居間
 
         

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