 |
 |

一言でいうと、「人の良さ」が入社を決めた第一の理由です。
就職活動がうまく軌道に乗らず、苦悩していた時期が長かったのですが、奥村組の会社説明会に参加し、人事課や職場の方々とお話し出来る機会を通じて、「人の良さ」がにじみ出た会社であると感じ、安心感を覚えたことを覚えています。そして、入社した現在も、周囲の働く「人の良さ」を感じながら日々仕事ができています。
実は、私が就職活動を行っていた年は、東日本大震災が発生した年でした。ちょうど奥村組の採用面接の日、支社で面接の順番を待っているときに地震が発生しました。その後の面接で、面接会場であった支社が免震建物であることが話題となり、面接官(現在の直属の課長)と耐震技術に関して熱い議論をしたことを覚えています。このとき、奥村組に運命的なものを感じたというのも、奥村組に入社した大きな理由の一つです。
|
 |
 |

現在、某銀行の支店の構造設計・監理を主な仕事として行っています。決して大きな物件ではありませんが、私が初めて一から実施設計を任された物件であり、昨年実施設計業務を完了し、設計監理業務に移行しました。初めての実施物件という事もあり、「設計時にこうしておけばよかったなぁ」という反省を毎日のように繰り返しています。ですが、その繰り返しを通じて、実施物件に携わらなければ分からない事を数多く学び、習得出来ており、日々成長を感じ取れる充実した毎日を送っています。
今後も悩み、反省することも多いと思いますが、その分、初めて任された物件が無事に竣工するのが楽しみで仕方ありません。
|
 |

この仕事のやりがいは、「建築物」という巨大な「もの」をつくることが出来る感動にあると思います。
そもそも建設業は、他業種とは比べものにならないような巨大な「ものづくり」ができる業種であり、それと同時に、人々の暮らしの場所を生み出す使命を任されていると私は考えています。地震大国である日本において、特に構造設計者は、時に沢山の人の命を危険にさらしてしまう可能性を秘めた非常に責任のある仕事を任されております。責任感に押しつぶされそうになるときが度々ありますが、その分竣工したときの達成感・喜びは何事にも変えられない大きなものであると確信しています。いわば、「ものづくり」の究極であると思います。
|
 |

大小問わず、たくさんの物件を設計し、世に残して行くことが私の目標です。
かつては「超高層建物を設計したい」「大規模物件を設計したい」といった夢に固執していました。もちろん今でもそのような夢を捨てた訳ではありませんが、現在担当している物件の設計を通じ、小さい物件でも考えるべき事・苦労する事は沢山あり、建物規模とは関係なく建物ができていく感動を感じることができることを知りました。これからは自分の任された物件には、建物規模に左右されずに真摯に向き合い、自分もお客様も安心・満足できるような優良な物件を世に残して行くことが私の夢です。
|
 |

とにかく、自分の大きな野望を掲げて就職活動に取り組むことが大事であると思います。
エントリーシートを書くときなど、自分をよく見せる事に必死になりすぎてしまう人が多く、実際に自分もその一人でした。そして、自分を飾りすぎてしまったあまりに、面接で見透かされ、うまく発言できずに不完全燃焼のまま不採用となることが度々ありました。
実際に仕事をして分かったのは、飾らずとも自分のやりたいことや負けないことが明確な人が好まれるということです。まずは自分を見つめ直し、自分が何をしたいのか、自分には何ができるのかを考え、探し出すことが最も重要です。そして、その思いを飾らずに面接でぶつけてみてください。その思いが面接官に伝われば、そこが自分に適した会社であると思いますし、きっと採用してもらえます。とはいえ、過度にギラギラしすぎてしまうと、相手に悪い印象を与えてしまう可能性もあるので、程々にしましょう。
最後まであきらめず、自分が入りたい会社をさがしてやる、くらいの気持ちで就職活動を乗り切りましょう!
|