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女性として仕事を続けていく上で、「結婚したらどうするか」「出産したらどうするか」という課題があります。
口では「両立したいです。」と答えるものの、内心では本当に自分は両立できるだろうかと不安で仕方がありませんでした。
奥村組は「うちにも女性社員が年々増えてきていて、実際に子育てしながら技術職で働く先輩もいる。先輩達と一緒にあなたの将来について考えていきましょう。私達はいつでも相談にのりますよ。」と私の将来について一緒に考えてくれました。不安だった思いもこの会社なら両立することができるのではないかと思い、奥村組への入社を決めました。
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建築工事の施工管理をしています。工事着工前から竣工までの流れをイメージしながら多くの業者と打ち合わせを行い、工事に危険や無駄のないよう調整を行います。
工事中は様々な工種を担当としますが、ひとつの工種だけでも様々な技法があり学校では習ったことのないようなことが沢山あります。そういった事が目の前で実演されるので日々勉強になります。
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多くの感動が味わえます。
学生時代の作品は自分自身の作品でしたが、本物の建物を作るということは事業主から作業員まで多くの人の思いが重なり形となります。 何度も打ち合わせを行い、苦労して建てた時は、今まで味わったことのない程の感動がありました。
竣工した際、事業主の方から「ありがとう」と一言をいただきました。仕事として建物を造ることは当たり前なのですが、それでもお礼を言われる仕事なんてそう滅多にないと私は思います。
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仕事をしていく上で、多くの人と仕事をします。今はまだその人達から学ぶことばかりですが、いつか私の上司のように「あの人の現場なら一緒に仕事がしたい」と思われる、そんな監督になりたいです。そう思われる理由は、信頼関係が成り立っているからであると考えています。「信頼」という言葉は「信じる」「頼る」の2つの意味からできています。頼りにされる監督になるため、日々勉強です。
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就職活動で何をしたら良いのか分からない人は沢山いると思います。私自身、就職活動への意欲はありましたが、「数を打てばあたる」ぐらいに思っていました。多くの企業をみることは視野を広げるには良い機会となりますが、個々の企業と向き合うことを疎かにしないよう気を付ける必要があると学びました。企業と向き合うことが出来れば、企業の社員と向き合うことが出来るはずです。現場監督は多くの人と一緒に仕事をします。仕事をする上で個々人と向き合うので、これも現場監督になるための一つの練習と思い、就職活動を行ってみてください。
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女性の働く環境を一緒に考えてくれる会社だからです。就職活動をする際に、先ず自分の将来像を思い浮かべました。就職して、結婚して、子どもを生んで育てて、定年を迎える。そうしていくためには何が大切か真剣に考えました。結果、精一杯働きたいと考えました。しかし、いずれ仕事をセーブしなければいけない時期が必ずくる。それに対して理解してもらえるかどうか、そのとき働く事のできる場所があるのか、この点が大切だと思いました。正直だった私は、今考えると大変失礼でしたが、採用試験の度にこの質問をしていました。そのなかで、「今、私達の会社も女性が働き続けていけるようにどうすべきか考えています。実際に、同じように道を模索しながら頑張っている先輩がいます。難しいかもしれませんが、一緒に考えていきましょう。」と返答していただいたのが奥村組でした。
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東京都の福祉施設を建設しています。最盛期は、約250人の方が働いていました。その各業者間の調整や、品質管理が主な仕事です。材料の積算、作業の計画、手順の確認、写真撮影、搬入などの調整を行っています。人手が足りなければ、測量業務等も行います。担当工種だけでなく、その前後の作業内容も理解しなければいけません。知識はとにかく広く、加えてどんどん深めていかねばならない為、毎日が勉強です。
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自分の目論見通りにぴたりと現場が納まった時に、施工管理の面白さや魅力を感じます。例えば、コンクリート打設の際。事前に数量を確認し、現場を確認し打設手順の計画を立てます。このときに時間配分や休憩のタイミング等も全て決めます。そのあとに、事務所にて職員打ち合わせを行い、当日の朝に作業内容を周知し、打設を行います。打設中に、数量の微調整や、時間の調整等を行います。コンクリートは一発勝負です。打設が始まってしまうと滅多なことではストップできません。最後に予定時間通りに、コンクリートを余らす事がないように出来た際は快感です。
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自分の名前が残る建物をつくることです。一現場管理者としてではなく、いつか所長として、もしくは監理技術者として名前を残こすことが私の夢です。大きな責任が問われる仕事ですが、その責任に見合う実力を手に入れるべく現場をひた走っています。また、この世界では人脈も実力の一つです。一つ一つの出会いを大切にするよう心掛けています。そして、所長や監理技術者になる為には資格が必須です。まずは一級建築士、一級施工管理士の資格取得が私の目標です。
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就職活動は人生の大きな転換期です。たくさんの人、会社と出会って下さい。こんなにたくさんの業種、人に出会って話を聞くことができる機会はそうありません。興味のある分野には迷わず向かって行って下さい。 就職を担当されている方々はその会社の顔です。会社がこの人ならと、会社の将来に関わる選択を任せた人達です。そんな方々と話ができるということは、大切な経験となります。また、自分の将来を考える上で、きっと役立ちます。この機会を無駄にしないようにして下さい。どんどん自分の情熱をぶつけて下さい。
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入社理由は人と雰囲気が良いと思ったからです。説明会や面接を通して、この会社なら長く働いていけると思ったので決めました。就職活動をしている際は、うまくアピールしようとか良く見せよう、と必死になると思います。それ自体は大変良いことだと思います。しかし、入社することがゴールでなく、そこから更に約40年働いていかなければいけません。それをしっかりと考えたときに、この会社なら働いていけると思ったので、入社を決めました。
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建築現場の施工管理です。施工管理と一言で言っても、品質・安全・原価・工程・環境と管理しなければいけない項目がとてもたくさん有ります。それらを決められた基準、定められた値の中で管理・運営し、建物を建てていくことが主な仕事となります。建物は一人では建てられません。様々な職種の多くの職人さんの手で造られ建っていくのです。彼らをまとめ、関係者全員で「良いものを造ろう」という一つの目標に向かって先導する事が現場管理の仕事です。
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建物が竣工して、お客さんに引き渡し、それを市民・住民の方が活用している、使われている時が一番「やってて良かった」と思います。完成した建物は長い時間をかけて辛い日々を乗り越えて出来たものなので、様々な想いが詰まっています。日々の仕事の中で言えば、多くの協力業者さんがいるので、たくさんの人と一丸になって造っていく、というところだと思います。毎日何十人何百人の方と仕事を行う中で、色々な考え方を持った人と出会いました。そんな人たちを一つにまとめて工事を進ませた時は、面白いなと思います。
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今後はまず資格の取得を目標としています。建設業には多くの資格が存在し、仕事上必要不可欠なものもあります。なので、まずはそれらの資格を取得し、自分の力にしていきたいと思います。その後は、工事所長を目標に、一つの現場を自分の思い描くように進めていける力と技術力・信頼性を会得できるように努力したいと思います。
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今、みなさんは人生の岐路に立たされていると思います。社会人になると、今までの学生生活とは生活リズムや人付き合いがガラッと変わってきます。そんな中30年以上も働いていかなければいけない仕事を選んでいるわけです。たくさん悩んでください。今、たくさん悩んで、自分が本当にやりたい事、やっていける事を見つけ出してください。そこで見つけ出した答えに合致する企業に就職できるかどうかは分かりません。しかし、そうして見つけ出して答えは、確実に今後の自分の大切な要素の一つになると思います。卒業や研究に向けて、忙しい時期だとは思いますが、精一杯努力し悔いの残らないような就職活動にしてください。また、就職がゴールではありません。その企業に就職して自分が何を得るか、どんな自分になりたいか、先々を見据えながら就職活動に取り組んでいただければと思います。最後に、無理をせず体調に気を付けながら、頑張ってください。
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