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まず第一に社風です。説明会や面接で接した人事の方々や、エレベーターなどですれ違う社員の方々の雰囲気がとても良く、心から「この会社で働きたい」と思えたからです。 第二に自己資本比率の高さです。決算短信や有価証券報告書を見て、幾つかの企業の各数値を比較し、その中から特に経営の健全性を見る指標のひとつとして自己資本比率に着目した上で、上記の理由と併せ奥村組に入社を決めました。
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主な業務内容は建築現場における施工管理で、そのうち私は設備工事の担当をしています。設備工事とは、衛生給排水・空調・ガス工事などの機械設備工事と電気工事などであり、この分野について施工図のチェックや、施工に至るまでの詳細な検討を行います。現場では随時施工状況の確認をするほか、社内、発注者、消防など各種検査の立会いも行います。また、工事現場における仮設給排水、電気設備の計画や業者の段取り、作業指示なども行います。
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この仕事の面白いところはなんと言っても、図面に書いてあるものが実際に出来ていく様子を間近で見られることです。私はまだ担当現場の竣工に立ち会ったことはありませんが、型枠を取り外し、コンクリートの躯体が出来上がる度に小さな感動があります。また、各協力業者の職人さんが安全かつ効率的に作業を行える環境を整えるというのも施工管理の仕事のひとつです。現場では視野を広く持ち、危険因子を徹底して取り除き、様々な工夫を凝らして快適な作業環境を造らねばなりません。特に設備担当は工事用の仮設給排水、照明、電源などの計画も行うので、快適な作業環境をつくるという点では非常に重要であり、やりがいもあると感じています。
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現在は勤続年数も浅く、設備担当としての業務も補佐的なものですが、行く行くは一人で担当現場を受け持ち、後には複数現場の掛け持ちもこなせるようになりたいと思います。兼務の場合は仕事量が多く手が回りにくくなることもあるかと思いますが、その中でも効率的に時間を使い、工夫して仕事を行うことで時間短縮に努めたいと思います。その上で、事業主やエンドユーザーに満足していただけるような品質の高い施工を行えるようになりたいと思います。夢は自分が担当した物件が完成した後で「この建物は自分たちが作ったんだ!」と胸を張って言えるような仕事をすることです。
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就職活動において、自分が受ける企業、職種について調べ、インターンシップなどを利用して入社後の具体的なイメージを持って就職することが出来れば、それが最良だと思います。しかし、実際に働き出してみて「こんなはずじゃなかった」、「この仕事は自分には向いていなかった」と思うこともあるかもしれません。私も入社後、少なからずそう思うこともありました。それでも、気の持ちようひとつで仕事にやりがいを見出すこともできますし、自分を変えることはできると思います。また、就職というのは巡り合わせだとしばしば言われますが、まさにその通りだと思います。希望した企業に就職出来たからといって満足できるとは限りませんし、逆もまた然りです。就職活動をするには非常に厳しい時代ですが、「どこかに自分を必要としている企業がある」、「自分にぴったりの企業がある」、そう信じて最後まで諦めずにがんばってください。
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