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例えば、普段利用している道路が遮断されたらそれを利用していた人は不便に感じると思います。人の暮らしが快適であるように取り計らうことが建設業の役割です。人の暮らしを支えられることに少しでも貢献できるなら、それは世のために働くということになるのではないかと思い建設業に進むことを決めました。その中で奥村組に入社を決めた理由は、奥村組は様々な工法の開発など技術力向上に努めていることに向上心を感じたからです。そして奥村組には歴史があります。それだけ社会の需要に応えてきたのだと思います。伝統のある会社で、向上心を失わず、社会に貢献していきたい。それが奥村組に決めた理由です。
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私が現在配属されている現場は高速道路のジャンクション工事です。その中で土工事を担当しています。現地盤の上に土を盛ったり、現地盤を掘削して道路を形成していくのですが、私の仕事は、測量を行いどのような手順で作業を進めるのかといった、いわば道路を作るための外枠を整えることで、外枠の中身を埋めるという実際に道路を作る作業は作業員の方に担当してもらいます。盛土に関しては事前に決められた施工体制に基づいて行い、各層毎に測定器を用いて土の水分状態や締まり具合といった品質の管理を行っています。また、掘削箇所で生じた掘削土を盛土に使用するので土量を集計し、運搬計画を立て、1日あたりの運搬量及び掘削量から工程の管理を行っています。その他、運搬には一般道を使用するため過積載や道路面の汚れがないよう第三者にも注意しています。もちろん、これら全てを私1人で行っているわけではなく、大部分はサポートしてもらっています。
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現場は日々変化していますが、1日という単位でみるとその変化は小さなものです。それが1週間、1ヶ月という単位になると非常に大きな変化となり、現場ではそれが目に見えてわかります。1日1日の中では、もっと頑張れたのではないか、もっと良いやり方があったのではないかと反省することが多いですが、現場の変化を直に感じることで、少しずつでも日々確実に前進し、ここまでやってくることが出来たということを実感し、やりがいを感じます。この現場が無事終わり、竣工・開通となり多くの人に利用されるようになった時はまた違うことを感じるのかもしれません。
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まだまだ半人前なのでまずは人並み程度に仕事ができるようになることが当面の目標です。細かな所まで気を配り、言われる前にやるべきことに気付いて動けるようになりたいです。そして、ゆくゆくは工事を進めていく上でどのような問題が起こり得るかを事前に考えてどのような状況にも対応できるようになりたいです。そのためには自分が直面した問題だけでなく、他の工事現場で直面した問題や施工実績にも目を向けて学ぶ心を持ち続けていきたいです。また、今は自分がサポートにまわってもらってばかりなのでいずれは自分がサポートに回れるようになりたいです。
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順風満帆に事が進む人もいるかもしれませんが、多くの人にとって就職活動というのはやはり大きな壁だと思います。しかし、乗り越えなくてはなりません。その時々の判断で結果も異なり、失敗したと思うこともあるはずです。しかし、後から振り返った時にこれで良かったのかもしれないと思えるような未来にして欲しいです。そのためには1日1日その日のベストを尽くすことが大事になってくると思います。肝要なのは常にベストを尽くすのではなく、その日のベストを尽くすということです。就職活動を通してたくさんの事を感じ取ってください。そして、奥村組に縁があった暁には共に頑張りましょう。
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学生時代、土木工学を専攻していたことから、就職活動中はゼネコン、コンサル、鉄道、官公庁等、土木に係わるいろいろな業種の説明会等に参加しました。そのなかで、ゼネコンに決めた理由は、現場で実際に構造物をつくる、いわゆる「ものづくり」の最前線に携わりたいと思ったためです。数あるゼネコンの中で、奥村組に入社を決めた理由は、当社の「雰囲気」や「社風」に一番魅力を感じたためです。当時、当社の方が一番誠意をもって対応していただけたことが印象に残っています。そのような中で、ゼネコンで働くなら奥村組で働きたいという思いが芽生え、奥村組に入社を決めました。
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現在は、土木現場で施工管理に従事しています。いわゆる「現場監督」です。一概に「現場監督」といっても仕事内容は多岐にわたります。各種関係先との協議、施工計画の考案、現地での測量、職人さんへの指示、工事写真の撮影などいろいろな仕事があります。 建設工事において、QCDES管理といわれる「Q:Quality:品質管理」、「C:Cost:原価管理」、「D:Delivery:工程管理」、「S:Safety:安全管理」、「E:Environment:環境管理」 を現場で行い、求められた土木構造物を構築していくことが現在の仕事内容です。
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建設業の醍醐味は「スケールのでかさ」、そして、「世界で唯一無二のものをつくる」ということだと私は思います。例えば、私は、現在、高速道路の地下トンネルをつくる仕事に従事していますが、一概に地下トンネルをつくるといっても、地山を掘ってトンネル構造物を構築し、そのあと埋め戻すといった「開削工法」であったり、シールドマシンという機械を使って掘り進む「シールド工法」など、さまざまな手段があり、たとえ同じような構造物をつくるとしても、そのアプローチは幾通りの方法があるわけです。つまり、「同じ現場」は世界に二つと存在しません。それだけ、難しさもありますが、やりがいもあると思います。
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当面の目標は、現在任せられている仕事を全うし、「無事故」で「品質のいい」構造物を「期限内」につくることです。つまりQCDSEを全うした管理を行い竣工を迎えることです。 今は、担当エリアの施工管理に日々追われていますが、いずれは現場全体を管理できるような広い視野をもち、現場所長として、一つの現場を最初から最後まで完成させられる一流の土木技術者になることが目標です。
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就職活動では、固定観念にとらわれず、いろんな業種を見てみること、触れてみることをお勧めします。私も当時、いろいろな説明会等に参加したことにより、世の中、知らない世界がたくさんあるということを感じました。その中から自分に一番あった仕事を探し、追求するといいと思います。私にとっては、それが「建設業」であり、「奥村組」でした。 学生時代は様々な選択肢があります。視野を広げて、後悔のない選択をして下さい。
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