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建築物の設計から施工まで自社部門で行うことができる、ゼネコンの設計部で働きたいと考え就職活動をしていました。そこでたまたま奥村組のホームページを目にしたところ、設計作品集が載っていました。自社のホームページに設計の作品を載せているゼネコンは大手以外では珍しく、説明会で話を聞いたところ設計に力を入れており、職員が切磋琢磨しあえる環境があるとのことでした。そのような環境の中で自分も力を発揮していきたいと考え奥村組を選びました。また、説明会や選考途中で関わった社員の方々から会社の雰囲気や人間関係の良さが伝わってきたのも決めての一つです。
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現在、設計部で主に共同住宅等の住宅系の建物の設計・監理を行なっています。仕事内容としては、設計した物件において詳細事項の決定を行なったり、施主と現場と設計で打合せを行なっています。また、各種申請の手続きも行なっており、各機関や官庁へ出向いたりしています。いずれも、学生の時には行なわないことで、わからないことだらけですが、その分新鮮で面白いこともたくさんあります。
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この仕事の一番のやりがいや面白さはありきたりですが、やはりデカイ物をたくさんの人の力で作っていくところです。私は設計なので現場に赴くのは週に１回程度なのですが、そのたびに空に伸びていく建物を見るとなんともいえない気持ちになってきます。実のところはじめは気が進まなかった共同住宅の設計でしたが、その住戸が売れたと聞く度に、共同住宅もやりがいがあり楽しいと思えるようになりました。また、もうひとつは人間関係でしょう。背景も価値観も多くの人と社内の人やお施主さん、作業員の方まで非常に多くの方とうまく付き合いながら仕事を進め１つの物を作っていくことはとても魅力的です。
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とりあえず、直近の目標は一級建築士の取得です。設計をやっていく上では取っておくべき資格ですし、この資格の勉強の過程で知らなかったり、学生時代に取りこぼしている基本知識を学習することができるからです。その後については、現在共同住宅の設計を主に行なっていますが、様々なビルディングタイプの建物の設計に携わっていきたいです。この先、ますます厳しくなってゆく建設業界の中で、「奥村組の設計だから」という理由で特命受注を得られるようなところまで自分のいる間にもって行きたいです。
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建設業は仕事が忙しく、先行きが厳しい業種のひとつです。しかし、衣食住を支える仕事であり、なくなることはない業種でもあります。そんな状況でやっていけるのは、この仕事を好きになり楽しめる人間だと思います。とりあえず、自分のやりたいことをはっきりさせ、仕事を選んでください。そして、野心を持って取り組んでいってください。それが結果的に、一番楽に就職活動を進めていくことやその後の仕事をこなしていくことにつながると思います。大変な時代になってしまいましたが、意外と何とかなるものです。がんばってください。
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私は構造設計の仕事をするということは決めていたのでゼネコンと設計事務所に絞って就職活動をしていました。奥村組では設計採用でも施工管理を経験する機会があると聞き、私自身も現場経験ができることに魅力を感じていたので奥村組にエントリーしました。説明会では社員の方々が奥村組で働くということの楽しさ、厳しさを全て隠さず話してくれて、入社後のイメージが非常に想像しやすかったことが好印象となりました。最終的には自分の直感に頼って奥村組へ入社を決意しました。入社後は入社前のイメージとのギャップも特になく非常に働きやすい環境であると思っています。
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私が所属する建築設計部は意匠・構造・設備の分野に大きく分かれていて、私は構造設計を担当しています。設計業務は企画設計・実施設計・監理などがありますが、私は各業務の設計補助という形で仕事に携わっています。実際に私が担当した物件の多くは企画段階の概算設計ですが、事務所、マンション、工場など様々な用途の建物を経験しました。具体的には意匠図をもとに荷重表を作成し、２次部材の検討から、全体架構モデル作成、１次設計及び２次設計を行い躯体数量を算出します。また、構造図を作図したり、試験杭、配筋検査、鉄骨製品検査など実際に現場に赴いて各種検査の立会いなども行っています。
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私は設計者としてのやりがいや面白さは、実施設計を経験し、自分が設計した建物が実際に建ったときに感じることが出来ると思っています。私はまだそのためのスキルを身につける段階であり、まだまだ分からないことだらけで、毎日苦労しています。しかし、分からないことは自分で調べたり先輩に聞いたりしながら学べる環境であるので、着実に設計の実務に必要な知識を習得していくことが実感でき、充実した日々を過ごしています。
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まずは一級建築士の資格を取得することです。そして来年は現場で施工管理を経験することになる思いますので、設計部では学べないことや今後の設計業務に有意義になる知識を多く吸収していきたいと思います。そして将来的には超高層建築など大規模な実施物件の設計担当になることが目標です。また、漠然としていますが「これだけは誰にも負けない」というものを身につけたいと思います。
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就職活動というものは自分の甘さ、未熟さを見つめ直す、いい機会だと思います。辛い時期も必ず経験すると思いますが、絶対に諦めないことが大切だと思います。それを乗り越えたときには、自分が人として成長していることを実感するはずです。
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