株式会社奥村組は、10月28日(火)に茨城県つくば市の同社技術研究所につくば市立今鹿島小学校の5年生25人を招き、見学会を開催しました。
この見学会は、「土木の日(11月18日)」に合わせた土木学会関東支部との共催イベントとして、平成6年から毎年この時期に技術研究所を地元の小学校に公開しています。
小学生たちは、「土木の日」と土木について簡単な説明を受けた後、構造材料実験棟、研究管理棟、音響実験棟などの施設を見てまわりました。
構造材料実験棟では、練ったばかりのコンクリートをゴム手袋に入れて手の形のオブジェを作ったり、コンクリートの梁模型を足で壊したりすることで、コンクリートの「やわらかさ」と「強さ」を体感しました。
研究管理棟では「赤外線温度センサー」により、水と熱湯の温度差、人の体温などの測定実験を行いましたが、温度分布画像からコンクリートの劣化を診断できるとの説明には、一様に驚きの表情を浮かべていました。また、音響実験棟では残響室と無響室の両方でピストル音を聞き、音の聴こえ方の違いを体験するなど、小学生たちは、今回の見学会を通じ、土木・建築技術に親しみ、興味を持った様子でした。
以 上
【お問い合わせ先】
株式会社奥村組
建設本部 技術研究所
石井
Tel .
029-865-1719
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集合写真
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コンクリートを使ったオブジェ作り
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赤外線温度センサーで人や物の温度を調べる
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音響施設で音の体験
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