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あと施工アンカーが不要な『奥村組接着式耐震補強工法』を開発
〜建築技術性能証明を取得し実用化を推進〜

株式会社奥村組は、鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造の既存建築物を対象とした耐震補強工法である「超高強度繊維補強コンクリートブロック工法」および「鋼板ブレース内蔵PCa板工法」の2つを、あと施工アンカーを不要とする『奥村組接着式耐震補強工法』として開発し、平成19年3月6日付で(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得しました。

「超高強度繊維補強コンクリートブロック工法」は、八角形を基本とする超高強度繊維補強コンクリート製のブロックで構成され、ブロック相互間、そして既存骨組とブロックとの間を、エポキシ樹脂によって接着接合します。八角形ブロックには開口の無い“ウェブタイプ”と中央部に開口のある“穴開きタイプ”の2種類があり、どちらも通風・採光を確保したデザイン性のある耐震補強壁を構築できます。


超高強度繊維補強コンクリートブロック工法


「鋼板ブレース内蔵PCa板工法」は、X型鋼板ブレースを内蔵したPCa板同士を、現場で高力ボルト接合し、PCa板相互間、そして既存骨組とPCa板との間を、モルタルやエポキシ樹脂で接着接合します。コンクリートによって圧縮ブレースの座屈が防止されるので、大きな耐力を確保できます。


鋼板ブレース内蔵PCa板工法

本工法の特長は以下のとおりです。
@ あと施工アンカーが不要なので、騒音・振動・粉塵の発生が少ない。
A 補強壁材がエレベーターで搬入できるサイズなので、建物の使用性に関する支障がほとんどなく、いわゆる「居ながら施工」が可能である。
A「超高強度繊維補強コンクリートブロック工法」は、通風・採光を確保でき、デザイン性に優れている。
B「鋼板ブレース内蔵PCa板工法」は、コンクリートによって圧縮ブレースの座屈が防止されるので、大きな耐力を確保できる。
 
いずれの工法も、建物使用を継続しながらの施工(「居ながら施工」)が求められる建物を、主たる対象としています。特に「超高強度繊維補強コンクリートブロック工法」は、開放性が求められる空間に採用すれば効果的です。
今回の性能証明取得を契機に、今後は実建物への適用を積極的に進めていきます。


以 上
   
  【お問い合わせ先】
  株式会社奥村組
  技術本部建築部
      平松  Tel . 03-5427-8587
        





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