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世界最大径の推進工法用掘進機を工場完成
世界初の超大口径管推進を回収型掘進機「やどかり君」で施工

株式会社奥村組(社長:奥村太加典)と奥村機械製作株式会社(社長:井手龍介)が共同開発した簡易解体・回収型泥土圧掘進機「やどかり君」が、千葉市発注の新港横戸町線3・4工区下水道施設移設工事(世界最大径:掘進機外径4,070mm、推進管内径3,500mm、路線延長196.0m)の施工において承諾され、その掘進機が完成した。

「やどかり君」は首都高速道路の換気トンネル、下水道トンネルにおける推進工事や水道トンネルにおけるシールド工事に実績はあるが、今回千葉市発注の超大口径管推進工事は、わが国はもとより世界初の超大口径管推進であり、同工事に適用しその真価を計る。使用する推進管は2分割の組み立て式PC管で、これも世界最初の採用である。

同掘進機は外殻、中殻、内殻に分割、外殻はトンネル外殻・曲進機能・推進機能を、中殻は内殻と外殻の接続管であり拡縮調整・シール機能を、内殻は掘進機の心臓部となるカッタ駆動機構をそれぞれ分担する。
その分割特性により、推進工法・シールド工法のどちらにも応用可能で、地中接合または狭隘な到達スペースにおいて、坑内ルートで内殻を回収できるなどの特長を有している。
今回の施工に際しては
@ 一体物掘進機では、寸法・重量共に公道の運搬が不可能
A 発進立坑での組み立て作業の簡素化
B 到達立坑での重量物荷役作業の軽減(内殻は坑内を通って発進立坑へ)
C 到達立坑での簡易解体の実施
D 解体作業環境の向上
などを目的として開発・設計・製作した。
  
当工事は本年7月を発進予定としており、両社は今後、当超大口径推進工事の施工において、掘進機、推進管の適用性を検証し、「やどかり君」工法の超大口径管推進工法でのさらなる技術開発を行う。また、超大口径に限らず「やどかり君」工法の採用場面の増加、コスト適正化を提案した営業活動などに取り組んでいく。


以 上
   
  【お問い合わせ先】
   株式会社奥村組 東京支社機械部
   大林、片平   Tel .03-5427-2324



超大口径(φ4,070mm)回収型掘進機「やどかり君」




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