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「奥村式杭頭余盛りレス工法」が建築技術性能証明を取得
〜騒音や振動の発生しない杭頭処理工法を積極的に活用〜

株式会社奥村組は、場所打ち鉄筋コンクリート杭の杭頭処理を無騒音・無振動で行える「奥村式杭頭余盛りレス工法」を開発し、施工実績を重ね、平成16年1月13日付で(財)日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得しました。

場所打ち杭の余盛りコンクリート部分の処理は、従来、コンクリート硬化後に斫り取る工法が多く用いられてきましたが、それに伴う騒音や振動が周辺環境を悪化させるため、市街地等では、近隣への配慮から、施工時の騒音や振動をできるだけ低減することが求められます。
本工法は、場所打ち杭のコンクリート打設直後に、まだ固まっていない杭頭部の余盛りコンクリートをバキューム車で吸引除去するもので、従来のような騒音や振動が発生しません。
施工マニュアルに基づき、まずコンクリート天端が設定した高さに達した時点で表層のスライムや品質の低下したコンクリート部分を一度吸い取り(一次バキューム処理)、その後、さらにコンクリートを打ち上げ、余盛りコンクリート部分を吸引する(二次バキューム処理)という、2段階の施工・管理を行います。

本工法の特長は以下のとおりです。
@余盛りコンクリートをまだ固まらない間に吸引除去するので、斫り作業に伴う振動や騒音が発生しない。
A杭頭部コンクリートの品質は、従来工法である斫り取った後のものと同等であり、その作業コストも同程度である。
 B掘削後に杭頭処理を行う必要がないので、
  工期短縮が可能。
 
 本工法は、設計基準強度が36N/mm2以下で、杭直径が1.2m〜2.5mの杭に適用できます。
今回の性能証明取得により、本工法で処理した杭頭部の構造体コンクリート強度は、設計基準強度を満足していることが証明されました。今後は、本工法を実物件へ積極的に適用し、建築工事の一層の合理化を進めるとともに、近隣環境へ配慮した施工を行います。

以 上
   
  【お問い合わせ先】
   株式会社奥村組 技術本部 建築部
   上西  Tel 03-5427-8529



二次バキューム処理中


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