株式会社奥村組は11月15日と16日の2日間、茨城県つくば市の技術研究所につくば市立前野小学校5年生33人と同今鹿島小学校5年生29人を招き見学会を行いました。
これは、土木の日(11月18日)に合わせた土木学会関東支部との共催イベントとして94年から毎年この時期に技術研究所を地元の小学生に公開しているものです。
土木の日と土木について簡単な説明を受けた後、小学生らは構造材料実験棟、免震ビル、音響実験棟、耐震実験棟などの施設を見学しました。
構造材料実験棟ではコンクリートが水、砂利、砂、セメントでできており、自由な形を作れることに感心。練ったばかりのコンクリートをゴム手袋に入れ手の形のオブジェクトを作ったりして、コンクリートの軟らかさや強さを身近なものとして実感できたようです。
免震ビル地下の免震装置見学においては、10月に発生した新潟県中越地震の被害報道もあり「どの程度地震の被害が軽くなるのか」など興味を示していました。また、耐震実験棟にある3次元振動台では阪神大震災の揺れを体験し驚きの声をあげていました。
音響実験棟では残響室と無響室とでピストル音の聞こえ方の違いなどを体験しました。
小学生たちは学校の中ではできないこのような体験を通し、土木建築技術に親しみ、興味を持てた様子でした。
以 上
【お問い合わせ先】
株式会社奥村組 技術本部技術研究所
栗本 Tel .0298-65-1738
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写真1 免震ビルの地下で免震装置について学習

写真2 残響室で手をたたいて音の響きを体感

写真3 ピストル音で響きを体感

写真4 土木の日記念写真
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