株式会社奥村組は、2001年度の環境保全活動をまとめた「環境報告書2002」を発行しました。
2001年度は、特に建設廃棄物の排出量削減およびリサイクル率の向上に取り組んだ結果、排出量は前年度比28.3%減の57.0万トン、リサイクル率は前年度比2.9ポイント上昇して81.6%になりました。また、今回から環境会計を公表しています。
同報告書の掲載内容は以下のとおりです。
■社長挨拶
■企業理念・奥村組環境保全行動計画
■会社概要・活動の経緯
■組織および環境保全推進体制
■2001年度の環境保全活動
環境目的・環境目標
■環境マネジメントシステム
2001年度中のサーベイランスおよび内部監査の状況
■設計における環境保全活動
土木設計、建築設計両部門における環境配慮事例
■施工における環境保全活動
1.建設廃棄物の削減
建設廃棄物の排出量は2000年度以降減少しており、2001年度中の排出量は前年度比22.5万トン(28.3%)減の57.0万トン
2.リサイクルの取り組み
リサイクル率は年々向上しており、2001年度は前年度(78.7%)比2.9ポイント上昇して81.6%になった。
3.グリーン調達の取り組み
4.周辺環境対策
建設公害対策、建設廃棄物対策および自然環境保全への具体的な取り組み状況。建設廃棄物対策の中では、東京支社で開始したゼロエミッション活動の事例を紹介。
■オフィスにおける環境保全活動
オフィスにおける紙・電気使用量の削減、リサイクルの推進およびグリーン購入への取り組み状況
■環境保全に関する技術開発
奥村組が開発した次の技術について紹介
@汚染土壌浄化・修復システム
A最終処分場関連
・自然加圧修復システムおよび廃棄物の安定化促進システム
Bごみ焼却場解体関連
・構造物解体処理システム
Cリ・バースコンクリート
D石炭灰利用吹付けコンクリート
Eコンクリート構造物の壁面緑化
F躯体蓄熱設計技術
■環境会計
環境保全活動の情報開示と効率的推進を目的として2001年度より導入。環境省の「環境会計ガイドライン2002年版」(2002年3月)および建設業3団体の「建設業における環境会計ガイドライン(中間とりまとめ)」(2001.7)を参考に集計。2001年度の環境保全コストは総額6,549百万円。
内訳・事業エリア内コスト5,720百万円
(公害防止コスト 2,373百万円、地球環境保全コスト 37百万円、
資源循環コスト 3,309百万円 )
・上・下流コスト 20百万円
・管理活動コスト 571百万円
・研究開発コスト 183百万円
・社会活動コスト 25百万円
・環境損傷対応コスト 28百万円
■教育・啓発
社員教育、協力会社への教育など
■コミュニケーション・社会貢献
社外コミュニケーション(展示会・報道)、社会貢献など
以 上
【お問い合わせ先】
株式会社奥村組 品質環境管理部
北俊一、今谷凌一
06-6625-3834 |
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