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ラッピング工法用防爆システムの開発
〜大成、五洋、奥村、日立建機、石川島播磨重工業の共同開発〜

 大成建設梶A五洋建設梶E渇恆コ組・日立建機梶E石川島播磨重工業鰍フ5社は、メタンガスの発生する地盤に適用できるラッピング工法用防爆システムを共同開発しました。

ラッピング工法は、セグメント外周を止水性と耐久性に優れた防水シート(以下、シートと称す)で覆う工法です。このことにより、高水圧下における止水性の向上と、腐食性環境下の地盤におけるセグメントの保護を行い、トンネルの長寿命化を達成することが可能になります。
本防爆システムは、ラッピング工法の適用地盤の拡大を目的に、シールド工事の防爆対策の施工例が最も多いメタンガスの発生地盤を対象に開発したものです。
 メタンガスの発生する地盤条件下におけるシールド工事では、引火・爆発の危険性があるため、換気設備、ガス濃度の監視・警報設備に加え、シールド機には防爆電気機器を使用することが法令で定められています。ラッピング工法では、防水シートの巻立て・溶着を行うため、シート巻立時の静電気による放電火花と熱コテ(ウェッジ)を用いる溶着装置の高温加熱に対する防爆技術の開発が課題になりました。
 本システムは、防爆電気機器による「防水シート静電気除去・監視装置」と「防爆型溶着装置」で構成されます。
 「防爆型溶着装置」はメタンガス専用として開発した装置で、厚生労働省の検定を取得しました。また「静電気除去装置」は市販の防爆検定品をターゲットに調査・選択し、実験によりシートに発生する静電気を確実に除去できることを確認しました。
本システムを組み込むことで、メタンガスの存在する環境でも安全な施工が可能になり、ラッピング工法の適用地盤の範囲が広がります。
                                  

 以 上
   


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